健全代表のメモ帳

クロノマギアのデッキのメモ帳です

クロノマギア 2年間の歴史を振り返って⑵

 

 

こんにちは。

前回に引き続き、自分のクロノマギアの歴史を振り返っていこうと思います。

 

 

今回は、「神々の招集者」パック実装〜ランキングマッチ「パズドラR杯」まで振り返ります。

 

 

 

 

①神々の招集者実装・ナイト教への加入・新能力者の追加

 

新弾実装とともに、ランクマの仕様変更も実装。

従来のマラソン制ではなく、チケット制へとなりました。

最初のチケットランクマは、最大15戦、敗北TPなし、マッチングエラーの場合チケットが溶ける…など、最初だけあって色々と足りない面もありましたが、時間不足でマラソン制で結果を残せなかった実力者達が名を馳せる環境へと、変化するきっかけになりました。

同時に、能力者のステータス調整も加わり、その中でもナイトは「盗賊の極意」という新たなギア1を得て、晴れてmp回復3能力者というレッテルが剥がれました。

 

そして横乳の「新環境でナイトを研究するグループを作りたい」という発案があり、自分含め何人かが賛同。DMグループ「ナイト教」が設立されました。

ここで最初に開発されたのが「トレハンナイト」であり、その凄まじいアド回収能力によりすぐに環境入りを果たしてしまいました。

過去にも横乳は「ムーブの法則」を利用した「プレーナロック」も発明しており、トレハンの流行により「ナイト=横乳」というイメージを更に知らしめる事に。

 

自分もグループ内で得た知識を元にトレハンナイトを握ったり、新弾のカードでLOエレナを組んだりして新環境を遊んでいました。

基本的には環境に馴染むのに時間がかかるタイプなので、最初はとにかく他の人が使ってるデッキを見て真似したり、動き方を覚えて対処法を身につけたりしていました。

ただ、この頃はまだアグロデッキは昔の軍神シキガミぐらいしかろくに使えないぐらいの腕前だったので、必然的に握るデッキはコントロール系ばかりでした。

 

少し時間が経過すると、クロノス採用の「物質ライザー」、とまさん開発の「クロノスミル」や、今現在でも驚異とされる「水棲ゼータ」、レギンレイヴを採用した「暗殺レオ」なども現れ、前環境と比較して色んなデッキが見られるように。

 

とくに、水棲ゼータは初動の強パターンが確立されると徐々に凶悪性を顕わにしていき、当時のアグロデッキの中ではトップメタ的な立ち位置へと。

ただ残念なことながら、クロノスミルや水棲ゼータを使い、遅延行為や切断を行うマナーが悪いユーザーも多数見られました。

自分は水棲ゼータ使いに何度もそういった害悪行為を働かれた事もあり、「勝てばいいんだろ」と言われればそれまでですが、それにしてもあまりにも多すぎて、そのせいもあり今現在でも水棲ゼータというデッキにはいい思い入れがありません🥺

まあこの頃の自分は悪魔エレナが下火になったこともあり、LOエレナや豊穣リーリアぐらいしか使えず、アグロのプレイングもわからなければ対処法も掴めていなかったので、今思えばアグロに対して負けやすいのも無理もなかったなと思います🥺

 

 

②第3回スート杯、神々アディショナル追加、新能力者追加

 

そして、しばらくして第3回スート杯が開催。

もちろん自分も応募し、ナナリスさんリーダーのダイヤチームを志願し、加わります。

前回同様、使ったことがない能力者を練習させてもらおうというつもりで「ほのか」を選び練習していたのですが、戦績は1勝1敗1分と微妙な感じに🥺

しかしながら、ほのかプロのkonyaさん、ナナリスさん、ねいさんの3名から教わった知識はかなりの参考になったので、良い経験でした。

なお、スート杯の最中に「神々の招集者」パックのアディショナルカードが追加されるという事態もありました。

が、あまりに急すぎので、スート杯中にはそれをうまく活かした構築は練れずじまいでした。

 

なお、スート杯終了後はナナリスさんのお誘いを受け、「ナナリス一門(※現:神世七代)」へと加入しました。

 

さらに環境が進むと、新たな能力者「デュランダルフ」「マリウス」そして「オメガ」が追加されます。

デュランダルフは少ししてから「千里眼ナヴィダルフ」が開発され、アグロガンメタ構築として有名に。

当時のマリウスは死霊/悪魔の同時持ちクリーチャーが少なく、今のようにガツガツアドを稼ぎつつアグロするような立ち回りは安定しませんでした。

この頃多く見られたのは、レギンレイヴやムルムル等の踏み倒しを採用した魔獣召喚特化型か、邪悪霊やジル=レガートを採用した魔神召喚型の2種でした。

そしてオメガは、パワークリーチャーの多いハートをようやくまともに運用できる能力者として期待され、なおかつ「グレイブ」や「ファントム」など強スキル持ちでありました。

なお、この頃自分は人型デュランダルフしか研究していなかったです🥺

 

また、旧能力者達も若干の性能調整が入り、特にナイトはギアの効果でmp4回復になっていたのをデフォルトでmp4回復能力者へと強化へ。

相対的にギア1が使えるようになり、ムーブスティール型のナイトも今までとは違った形で復権する事に。

なお、ギア3トレジャーハントは強すぎたのでナーフされました🥺

 

 

③最強の新人、アイリス

 

 

スート杯が終わり、アディショナルが加わり、新能力者が追加され…と一通り環境が変わると、一定期間ごとに訪れる新人大量発生の時期へと。

8月の終わり頃にかけて人口が増えましたが、その中で特筆すべきは「れいりーさん」と「ファイヤーなっくる」くん。この2人の伸び代は特に半端なく、今ではばっちし強プレイヤーの仲間入りをしています。

 

と、その中で1人だけ異質な存在が現れました。

その名は「アイリス」さん。

自分の知る限りの範囲だと、クロマギを初めてすぐにフリマで15とか20連勝近く重ねたり、パックでスキンカードを大量に当てまくったり、ナナリスさんとルムマして引き分けにまで持ち込んだり…と、色々やばい子でした。

元々遊戯王をやっていたユーザーらしいのですが、とにかく飲み込みが異常なほど速く、彼女と対戦した人達はみな「強い」と評価しており、自分も同様の評価をしていました。

そんな彼女もナナリスさんの目に止まったことで「ナナリス一門」へと加わってくれたのですが、そこでも頭角を現していきます。

特にナイトやレオなどのコントロール系のデッキの扱いがうまく、上級者にも引けを取らないセンスを持っていたのですが、ある日彼女から相談を受けました。

 

曰く、何かのユーザー大会で「魚アグロにメッタメタにされた」とのこと。

実は彼女はコントロールデッキの扱いは得意でしたが、アグロデッキへの対策は不慣れ。なおかつ当時の環境は魚アグロがトップメタだった事もあり、「アイリスさんを倒すなら魚を使え」とばかりに大会で魚を使われて負けてしまったのだとか。

そして彼女からの懇願は「魚に絶対負けない立ち回りを教えて欲しい」とのこと。

 

しかし自分も魚アグロは苦手としていたので、この時はまだ彼女には十分な手ほどきはしてあげられませんでした。

唯一、速攻を多めに詰めたスティールナイトならプレーナロックで数回ハメたあとカウンター出来るかもしれない、レオやエレナよりかは勝てる、というアドバイスだけでした。

 

④終焉竜杯・パズドラR杯 ファントムオメガとの出会い

 

記憶の前後が曖昧ではありますが、その後ぐらいに3フェーズに分けて開催された「終焉竜杯」が始まります。

自分は千里眼ダルフ、LOエレナ、そして最終フェーズは「ファントムオメガ」を使用しました。

というのも実はこの時ナナリスさんが、以前たたゆさんの千里眼ダルフと同率優勝を果たした「闇鍋ファントムオメガ」に着目しており、これの構築を整え直したものに可能性を見出していたのです。

それ以前のファントムオメガといえば、ギア2グレイブを主軸に添えた構築が主流であり、構築難易度もやや高めではありました。

 

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この闇鍋ファントムの特徴としては、とにかく当時の環境で単純に「パワーが高い」カードを詰め込んだ事であり、竜タイプ持ちに至っては5体しかいません。

 

※なお、この闇鍋ファントムを組んで優勝を果たしたのは、自分と3年近くの長い付き合いのフォロワーの子でした😂

 

自分はこの闇鍋ファントムはパッと見で使い方が分からない部類だったので敬遠していたのですが、3フェーズ目がハイランダー方式という事もあり、何を組んでもしっくりと来なかったので、既にハイランダー寄りだった闇鍋ファントムを組み直して参戦しました。

 

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ところが使ってみると想像以上に強く、3フェーズ目に限ってですが14勝1分という好成績を出せてしまいました。

「これは強い」と確信を持つに至り、同時に水棲ゼータと対面した際の立ち回りも確立できたので、しばらくはこれを使い込んでいました。

 

同時に、アイリスさんも自分が終焉竜杯フェーズ3でファントムを使い、好成績を出したのを聞きつけ、ファントムの細かい立ち回りや魚への必勝法を教えて欲しいと頼み込みに。

実際に自分が魚を握って模擬練習に付き合ったりもし、何度もボコボコにされながらもめげずにがんばってくれました。

 

そして、最後の「優勝称号&スリーブ」付きのランクマ「パズドラR杯」が始まります。

 

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構築を整え直し、直近の他の有識者達の構築や立ち回りも予習し、これに落ち着きました。

おそらく他のファントムオメガと構築は9割以上合致しているとおもわれます。

 

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結果の方は「34勝3敗5分」

予想していた通り中盤から増えた暗殺レオとスティールナイト相手に引き分ける場面が多く、しかし最も警戒していた魚アグロには無敗。

長丁場で最後の方はかなり疲弊していましたが、繊細なプレイを要求されるデッキという事もあり、終わる頃にはプレイングスキルはかなり向上したと思います。たぶん🥺

 

なお、同じくファントムオメガを握ってパズドラR杯を走っていたアイリスさんからは、346TPだったという報告を受けました( ˙-˙ )

大台に乗れなかったと彼女は嘆いていましたが、クロノマギア始めて3ヶ月弱でこれはヤバいと思います、はい(震え声)

 

この時の思い入れもあり、今でもファントムオメガは自分の好きなデッキタイプのひとつです。

 

そしてこれを最後に優勝称号などの限定品配布は終わり、新たにパズドラR環境を迎えることとなります。

 

 

 

今回はここまでとなります。

次回からはパズドラR環境の遷移〜現在に至るまでを、長ければ2回に分けて書こうと思います。